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菊陽町は昭和46年の熊本都市計画区域編入後、熊本県下一のマンモス団地「武蔵ヶ丘団地」が建設され、急速に都市化が進みました。また、国道57号(菊陽バイパス)の沿道等では、土地区画整理事業も進み新たな住宅地や商業地等が形成され、面積97ha、計画人口7,000人の住宅団地「光の森」は、大型ショッピングセンターなどの立地により、県内外から多くの方が移り住まれ、活気にあふれています。町の人口も平成27年国勢調査において40,984人となり、増加率も全国16位となっています。また、住みやすさなどあらゆる調査で首位を独占するなど、人気のエリアです。工業では、昭和50年代から進めてきたインフラ整備を基盤に、熊本空港、鉄道、高速道路等の交通アクセスの良さや豊富な地下水が評価され、世界でも有数の最先端企業等の立地が進んでいます。最近では世界最大の半導体受託製造企業「TSMC」が工場を建設することで世界的な話題となりました。今回のエリア特集では建設中の「TSMC」の工場ととともに菊陽町の現在を探ってみました。

ゆめタウン光の森

今なお進化途中ゆめタウン光の森

映画館、話題のショップやレストランが連なる「ゆめタウン光の森」。 熊本県菊池郡菊陽町光の森7丁目に位置し、株式会社イズミが運営するショッピングセンターです。 県住宅供給公社が開発を行った「光の森団地」その核となる商業施設として2004年6月にオープンしました。 本館・南館の2棟を2階の連結通路でつないだ広々とした空間が特徴で、イズミが手掛ける商業施設としては初となる映画館を南館に併設。 南館隣接地に別館として「ベスト電器光の森店」をオープンしたことで、周辺エリアにこれまで無かった家電量販店も加わり、生活必需品のほとんどが揃うようになりました。 数度の増床・リニューアルを経て売り上げを大きく伸ばし、県内外のファミリー層を中心に固定客を獲得。その高い利便性から県内のゆめタウンでは最大の売り上げ誇るようです。2023年4月には「クレヨンしんちゃんオラのあそべるゆめパーク」がオープン。その他本館1階ではぞくぞくとNEW OPENの店舗が連なっており、今なお進化途中。記者が訪問した日も平日にも関わらず、多くの買い物客で賑わっているのが印象的でした。

ひかりのもり公園 

ひかりのもり公園

ゆめタウン光の森から道路を渡ると「ひかりのもり公園」があります。正面の時計台を越えた先に、菊陽町のマスコットキャラクター「キャロッピー」を中央に配した遊具が並んでいます。ローラースライダーや3連スライダーがついた巨大複合遊具キャロッピーは菊陽町特産品のにんじんをモチーフにしたキャラクターであり、そのほか、遊具の至る所ににんじんモチーフが可愛く飾られています。幼児用にはトラクター型の遊具や、パネル遊具もあるので、小さいお子様の公園デビューにも最適。大人向けの健康器具もありますので、お買い物ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ゆめタウン光の森から少し歩くと豊肥本線「光の森」駅が見えてきます。駅は熊本市と菊陽町のほぼ境に位置しており、光の森団地やゆめタウン側に面しているのが北口。県道337号を跨いだ自由通路の先に南口があります。現在、光の森駅の2階とゆめタウン立体駐車場の通路を接続する工事が着手されており、完成すれば雨に濡れずにゆめタウン・駅と行き来ができるようになり、便利になります。

菊陽杉並木公園さんさん

菊陽杉並木公園さんさん

菊陽町は公共施設も充実しています。「菊陽杉並木公園さんさん」はとても大きな公園で駐車場は300台ほどの収容台数があります(駐車料金:無料)。周辺には温浴施設や図書館・体育館(4月末に完成・10月共用開始予定)もあり、街のレジャー・スポーツが揃った、町民憩いの場所です。

この公園は総務省のリーディングプロジェクト推進事業の”自然とふれあいの里づくり”として採択を受け、平成4年から6年間の歳月をかけて取り組んだ「ガーデン・サバーブふれあいの里」づくり事業のメインとなるものです。特徴としては雨水を公園外へ流出するのではなく、調整池等を通じて雨水浸透貯留施設へ流入し、地下水の涵養と保全に役立っています。メインゲートの奥にはゴルフ場のように大きな芝生の広場「ふれあい広場」があり、その先には2つの噴水がある中央広場、野外ステージや、屋久町の森など散歩するだけでも楽しく、植木、芝生、花壇ともに非常に丁寧に整備された気持ちの良い公園でした。正面の道を挟んだところに広がる「スポーツ広場」とともに週末は多くの家族連れで賑わっています。

建設中の「TSMC」

建設中の「TSMC」

菊陽町といえば、最先端の企業立地が進む町として世界的に注目されています。昭和50年代から進めてきたインフラ整備を基盤に、熊本空港、鉄道、高速道路等の交通アクセスの良さや豊富な地下水が評価され、 2001年4月には「ソニーセミコンダクタ九州」が、2004年には「富士フィルム九州(液晶ディスプレイの生産拠点)」が相次いで工場を建設。2021年10月には世界最大の半導体受託製造企業「TSMC」が工場を建設する方針を明らかにするなど、話題に事欠きません。半導体は製造過程で不純物を取り除くために大量の純水が必要となるため、地下水が豊富な熊本県は適地として選ばれることが多く、TSMC側が熊本進出を決めた背景にも水の確保などがあるということです。熊本県は歓迎ムード一色で、記者が現地周辺を訪れた際も、ラジオから聞こえてくるのは「TSMC」の話題ばかりでした。
2024年12月には操業を開始する予定で、その経済効果は翌年の2025年からは、毎年4,000億円以上の効果があると見られており、地元に大きなインパクトを与えています。 

 
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